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昨年末にニュージーランド政府観光局さんのお招きで行ったニュージーランドぐるっと1周の旅。 前回は食のクオリティと民度の高さに驚いた話を書きましたが今回は絶景編。 ニュージーランドに行ったら必ず行くべき場所がこちら。 南島の霊峰マウントクック。 富士山とほぼ同じくらいの高さの山。 これなんと、宿泊したハーミテージホテルの部屋のベッドサイドからの眺め。 安定のアル中のわたくしは、 前日スーパーで買ったシャルドネを持ち込み、部屋につくなり絶景を肴に1杯いただきました。ニュージーランドワインはコルクではなくスクリューキャップが主流なので、旅中持ち歩きができてとても便利! ハーミテージホテルには日本人スタッフも常駐していて、お客さんも中高年の日本人が多く、もしかしたらニュージーランドの観光地の中でいちばん日本人率が高いかも。 みなさん色とりどりのトレッキングウエアを身にまとい、最新の登山ギアを身につけてらっしゃいました。「アクティブシニア」ってこういう人たちのことを言うんだなーと実感。 たぶん、リア充率がいちばん高いのって若者ではなく団塊世代ちょい下あたりの層ですよね。バブルをいちばんいい年齢で知ってらっしゃいますから。 ホテルからかる〜くトレッキングすると雲も頂きもすぐそこに! ガチンコ登山でなくとも、車+軽いトレッキングでこんな景色が拝めてしまうなんてニュージーランドすごいなぁ。 そして、マウントクックの麓には氷河湖があります。 ニュージーランド最大の氷河タスマングレイシャー。 小さなボートにのり、氷河湖をクルーズ。 氷河の高さは水面上30メートルほど。けれど見えている姿は全貌のほんの10分の1だとか。 温暖化の影響で、すごいスピードで氷河は後退しているそうで、時に大きな崩落も起きる。 そんな崩落した「野良」氷河がところどころ浮いていて、触れることも食べることもできる。 はい、これを期待して日本から持ってきましたよ、ベヘロフカ。 本当は「響」がよかったのだけどちょうど小瓶がなくてね〜。 氷河の氷のオンザロックでいただきます。 贅沢うぇーい。 よきかなよきかな〜。 ニュージーランドの絶景はここだけではありません。 そのまえに、まずは基本的な話を。 ニュージーランドは北島と南島からなり、この2つは成り立ちがちがいます。 ついでに言うとオーストラリアの付属(失礼)っぽいイメージを持っている方もいるかと思うけれど、オーストラリアとニュージーランドは、地形も地層も動植物もまったく違う。 人種や文化的にはむしろ、ハワイなどのポリネシアに近いのです。 北島は火山活動が盛んで、湖はほとんどカルデラ。 温泉地ロトルアが有名ですね。首都のウェリントンやニュージーランド最大の街オークランドも北島にあります。 一方南島の湖は、氷河の浸食や融解によりできたもの。 南島の自然は雄大でとてもワイルド。マウントクックと並んで人気のミルフォードサウンドも南島にあります。 南島でマウントクックやミルフォードサウンドとあわせてオススメなのが、 クイーンズタウンから車で数時間、ワナカ近郊のリバークルーズ。 雄大な景色のなかひたすら上流に向けてジェットボードが突き進みます。 このボート、水深10センチもあればOKなようで、水の上をバウンドしながら時速80キロほどでガンガン進む。 ボートの底に岩がぶつかる衝撃が断続的に続き、 さらにはキャプテンが突如急旋回をかけてきたりする。 1時間ほどのぼったところでボートを降りお散歩。 おとぎ話のような、うつくしい苔がむす森があったり、 水の青さにうっとりしたり、 夢のような時間でした。 さて、急に醒めるのが夢というのもの。 そろそろ戻ろうかと下流にくだりはじめたら、ジェットボートが突然の故障。 かなり攻めた運転してたもんね...。 雄大な大自然、もちろん橋もなければ近くに道路もない。 泳いで帰れるわけもない。 中洲にとりのこされた私たち。 キャプテンに「このボートいくらくらいするの?」と聞いたら1,000万円くらいさ、と。 いやいや例えば1,000万のポルシェであんな荒れた運転する人なんていないよ....。 キャプテンどんだけワイルドなんだよかっこよすぎるだろ。いや壊しちゃったら元も子もないんだけど。 ボートは壊れたが景色がすばらしいから悲壮感はゼロ〜。 しかし、 ボートに乗る前にビールをたらふく飲んでいたわたくしはぼちぼち膀胱が限界に...。 野でいたすことはやぶさかではないのですが、 いかんせんどこにも隠れるところがない。 32歳独身、十数名に見守られながらいたすのか。 理性と本能のせめぎあいの中、救世主は現れました。 ヘリコプター! ヘリが助けにきてくれたのでした。 災い転じてほにゃらら、リバークルーズに加えて空中散歩まで楽しんでしまいました。 今回の旅の様子をおさめたこちらの動画も公開中で〜す。 うすうす気づいてたけど私の歩き方ってはたからみたらこんなにおぼつかないんだな...。
by dubby2
| 2016-02-16 19:24
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